2016年12月28日水曜日

「反対に」、「逆に」は英語でなんて言う? 

文頭において、「反対に」、「逆に」を使いたいような場合は英語でどう表現しましょうか。例えば、次の例文のような場合です。

お子さんの状態がよくなっていくようであれば、このまま静養して経過を見ましょう。
反対に、もしお子さんの状態が悪化したら、病院に行ってください。
If his condition gets better, let him rest and see how it goes.
If his condition gets worse, please go to hospital.


さあ、最初の文章と後の文章の間に何を入れましょうか。
「反対に」、「逆に」を表現する英語表現はいくつもあります。
To the contrary
On the contrary
In contrast

などです。

どれも複数の単語で構成されていてめんどくさいですね。しかも妙に似通っているので、これらを覚えていても、最初の前置詞は on だっけ? in だっけ?そのあとは contrary だっけ?contrastだっけ?なんて感じでややこしいんです。こんなことで、まごついているわけにはいきませんよね。

そこで私は、 Conversely を紹介したいと思います。同じ意味で Contrariwise もありますが、これは舌が絡みそうな発音が必要そうでめんどくさいです。

「反対に」、「逆に」を言いたい時に、一単語の Conversely でズバッと表現しましょう。

If his condition gets better, let him rest and see how it goes.
Conversely, if his condition gets worse, please go to hospital.

Conversely は副詞です。副詞は、定義上は「無くても文章が成り立つ存在」と定義できますが、そう考えると非常に軽視されやすい品詞となってしまいます。ところが、実際の口語英語では、副詞は非常に重要だと私は思います。副詞をうまく使えば、文章をもっと伝わりやすいものにすることが出来ますし、洗練させることも出来ます。上記の例文がまさにそうですね。Conversely を入れて、表現が洗練しました。特に、私たち日本人には、物事を表現するときに、歪曲したより詳細な形で表現するということが身についている人が多いと思うので、そういう日本人が考える独特な形を表現するときには、副詞が欠かせない場合が多くあります。日本人は、副詞をどんどん使いこなすべきです。

この Conversely は使える副詞です。ぜひ、あなたの英語表現に取り入れてください。このブログではこうして使える副詞をどんどん紹介していきます。

はじめに

バイリンガル帰国子女の人の脳みそには考えたことが自然と英語で出てくるという能力があるのでしょうが、そうではない日本人の脳みそは日本語で物事を考えるという思考過程で凝り固まっていますから、英語をしゃべる際にどうしても日本語でまず文章を考えて、それを翻訳して英語にするという過程を踏むことが多くなります。つまり、バイリンガル帰国子女ではない日本人が英語がうまくしゃべれるようになるためには、日本語を英語に変換するうまい方法を持っていることが大事だといえます。

実際、私がオーストラリアで日々習得している英語学習は、自然な英語を取り入れているということよりも、日本語をうまく英語に変換する方法を取り入れているということのほうが多いと思います。日本語をうまく英語に変換する方法を取り入れる、それによって、日本語でこういうことを言いたいときには、こういう英語の表現で言えばいいんだ、ということがだんだん出来るようになります。つまり簡単に言うと、英語の知識を増やしているということです。その知識を、このブログでは紹介していきたいと思います。

英語の学習に際しては、バイリンガル帰国子女の人たちのことをいつもうらやましく思ってしまう人も多いでしょうが、一般的な日本人の脳みそには論理立てて日本語で物事を考えるという能力が備わっていますね。我々日本人は、論理立てて物事を考えるということが得意なのではないでしょうか。また、日本人は、知識を増やすということも好きですし得意なはずです。つまり、素晴らしく論理立てられた日本語が思いつくような人にとっては、あとはそれを英語に変換する方法、つまり知識を持っていれば、英語をうまく表現することはそれほど難しいことではなくなってくるはずです。バイリンガル帰国子女の人たちをいつもうらやましく思う必要はなく、我々日本人が得意な能力を使って、英語がペラペラにしゃべれるようになることは、学習して知識を増やせば、出来るはずです。

2016年12月26日月曜日

英語学習のブログ開始

私はオーストラリアで医者をやっています。こちらに来て7年が経ちました。毎日患者さんと喋っているおかげで、英語の能力は日々上達しています。といっても、私は38歳まで日本で育ち、日本で暮らして、日本で医者をやっていましたから、脳みそは平均的な日本人の思考回路と言語処理能力で凝り固まっています。そういうわけでオーストラリアに最初に来た頃は、英語ですごく苦労しました。それでも、英語は学習次第で上達していくものだと、日々実感しています。私のような平均的日本人の脳みそでもっても、英語はまだまだ上達するのです。英語がペラペラになれるように、英語上達のコツをこのブログで共有していきたいと思います。みなさまと一緒に、英語がペラペラになれるように学習していけたら、うれしく思います。それでは、よろしくお願いします。